ニュース等でよく見聞きします「日経平均株価」
何となく知っていても詳しく理解していない方も多いのでは。
実は私も何となくでした…改めて学びましょう。
1億総検索時代ですが、検索が苦手とか面倒と言う人も多いです。
そんなおじさん向けに様々な情報を読み込んで解説していきます。
今回のネタはデジタル話題では無いですが「日経平均株価」についてです。
日経平均株価とは、「日本経済新聞社が、東京証券取引所一部に上場する約2,000銘柄のうちから、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄を選定し、その株価をもとに算出する指数」のこと。
Wikipedia
最も知名度の高い株式指標であるため、純粋に民間が作成している経済指標でありながら、日本国政府の経済統計としても使われているらしいです
やるな日本経済新聞社!!
整理しますと、日本を代表する上場企業の安定的に取引されている225社銘柄を選定して平均株価(単純平均では無く特殊計算)
を指数化する事で、日々の経済状況の変動を見ながら日本の経済状況(状態)を確認しましょう。と言うのが目的です。
指数の上がり下がりがそのまま日本の景気を反映しているか?
と単純に考えがちですが
実はそうでは無くこの辺が株式の難しさを表しています。
上がれば日本経済は好調?日経平均株価をチェックするときのポイント
先にも言いましたが日経平均株価は225社銘柄を選定して平均株価ではありますが、この平均と見た場合には225社の関係を見る必要があります。
225社が全体的に業績が伸びていれば日本経済は好調とも言えそうですが
実は採用株価が高い銘柄が大きな影響力を持ってしまい
全体的には景気が下がって各社株価が大きく下落したとしても、影響力のある数社の企業株価が大きく上がった場合には平均株価が上がってしまう事が起こり得ます。
逆もしかりです。
世界情勢、環境情勢、コロナショックなどにより業績を落としている状況でも、爆伸びしている企業もあり
この様な事から、平均銘柄の値動きが日本の経済指標となり得るか?
この辺は日本平均株価の弱点でもあると言える様です。
先ずはこの辺をしっかりと抑えた上での「経済指標です」と言う認識が正しいと思います。
それでも長期トレンドで見た場合には日本経済の指標としてはそれなりに経済状況を図ることは可能になります。
日経平均株価(2022年2月17日現在) 27,336円
2019年2月1日の日経平均株価が20,788円
2020年1月31日の日経平均株価が23,205円
2021年2月5日の日経平均株価が28,779円
ですから、コロナ禍でも伸びてはいる状況の様です。
実際には個別銘柄で見ないと実態経済は見えて来ませんが
来年の今頃には30,000円を目指して上昇傾向が見られると良いですね。
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