中小企業の経営者さんとお話する中
口をそろえて「うちは特にIT系は遅れているから」とおっしゃいます。
特に100名前後の会社の経営者さんが多いです。

ちょうど会社規模的に100名から150名位がIT専任の部署を作れるか作れないかの規模感です。
「専門の部署を作り選任を雇うまでの費用対効果が見込めない」
この様な判断かと思います。

なので、多くの会社が
たまたまPCが好きな社員を兼任業務として
・HP窓口
・メール管理
・PC購入からセッティング

この辺を任されているのが現状の多くの会社の実態です。

このたまたまPC好きな社員が兼業で「IT担当」になった訳ですから大変です。
「PC知っているからサーバー管理出来るよね」
「セキュリティー監視も出来るよね」
「共有サーバー管理とバックアップもお願いね」
「弊社もIoTやRPAに乗り遅れないように検討してね・・」

これは笑い話で無く、現場のリアルです。
御多分に漏れず私自身も、前職の時にこの様な感じで任され今があります(笑)

私の場合、そこと少し違うのはたまたま大手で当時は人員と予算は潤沢な時代でした
試す機械を買って頂き、勉強する機会を作って頂き少しずつ成長できた良い時代でした。

しかし現状の中小企業では少し違います。
予算は無し、仕事は兼業、技術進歩は早すぎ、周りは閉鎖的・・・
ネガティブ要素満載です。

そこで冒頭の
「うちは特にIT系は遅れているから」に繋がります。

私自身はこの「遅れているから」はHelpの信号と捉えています。

「遅れているから」の裏には
こんな困った事が有るけど、ITの力で解決できるかもだけど相談に乗ってくれる人がいない
この様に捉えています。

その場合のアドバイスとして
「遅れているから」の本質に迫りますww

何の課題か解決できないから遅れると思っているのか。

ここからはいくつかの事例です。

A社「PC担当から社内の生産管理システムの担当になり、中身も理解していない中で要望対応」
B社「社員用PCの入れ替え購入が頻繁にあり、機種選定や業者選びセッティングまで担当」
C社「社員のセキュリティーレベル(認識)が甘く、違法ソフトやデータ管理が出来ていない」
D社「何となくファイル共有サーバー入れたが無秩序なために個人PCバックアップ等もあるためサーバー増設やHDD増設に費用掛かりコストアップ」

諸々・・・あげると切りが無いです

しかし、各社ニーズや課題は別々ですがここまで詳細に分かれば解決策はあります。
「あります」と言うより何処の会社も同じ悩みを抱え、解決した事例は山ほどあります。

担当や経営者が情報を知らないだけで、近くに相談出来る方がいなかっただけです。
そんな時はご相談ください。

個別対応させて頂きます。

そこで表題であります
「自社だけの課題で無いので心配なく」と言う所で
大手から中小零細まで皆同じ課題をあげてきましたが、それぞれ解決しています。

事例も沢山あります、当然解決策はあります。
なので重要なのは「声をあげる」事です。

専門家は近くにいます、マッチングしていないだけです。
そんな声に寄り添って行きます。

次回は具体的に実施した企業さまのコンサル内容事例をお伝えします。