多くの中小企業の経営者、担当者とお話をする中
サラリーマン独特のDX改革、改善の阻害要因が見えてくる
しかも、この問題は聞けば聞くほど
企業の中の共通課題であると言うことも見えてくる
多くの企業戦士(サラリーマン)は多くの利害関係者とお仕事をしている。
その中には顧客からのクレームもあるでしょう、会社の決まりもあるでしょう
お客様や上司や部下もいっぱいいます。
その中で情報を伝えたり、共有しなくてならない事も多々あります。
これらを課題と捉えた場合
真面目な人が考えてしまいがちな思考
情報を密にして、伝える内容をデジタル化して共有する仕組みを作り
そうして多くの人に活用してもらうためにマニュアルを作りましょう
これが我が社のデジタル化対応の「DX」だ
こんな方向が今の企業DXの部分に当たります。
いやいやちょっと待ってください。
DXのために、情報を集めて入力して、情報を共有してマニュアルを作って
皆に使ってもらいコミュニケーションを密にしましょう。
一見間違っていない感じがしますが
単に仕事が増えていませんか?
入力項目が増えて、情報が溢れて、根付かせるためにマニュアル作り
よーし、我が社もDXに先駆けてシステムを導入した
後はみんなが使って成果を出すだけだ………これで楽になるぞ
これで成果が出ると思いますか?
これは真面目な人が考える、手段の目的化の最たるモノです。
絵に書いた様な失敗事例の典型です
この内容を少し掘り下げて次回に続きます。