デジタル先進国家を目指してデジタル庁が行政を横串で改革を進めて行く方向ですが。
デジタル化の際の障壁となる規制が多すぎて厳しい状況です。

規制は作る時には簡単で無くす時(規制緩和)は非常に難しいです。
これがまさにお国柄と言いましょうか?
世界との良くも悪くも大きなズレになります。

例を挙げますと「安全性」に関する規制です。

諸外国(欧米)などは安全は「自己責任」的な考えがベースです。
例えばグランドキャニオンなどに行った方は分かると思いますが、崖っぷちに安全柵などはありません。
日本なら絶対に有り得ない光景です。
「落ちるのはあなたの注意不足で自己責任」とシンプルです。
なので訴訟が多いのも事実ですが…

運送業なども顕著です。
バス事故が起きれば規制強化、タクシーなどもガチガチに国から規制されて
白タク(Uber)など入り込む余地はありません。

道路交通法が改正され、 2022年4月1日から白ナンバー事業者についてもアルコール検知器によるアルコールチェックが義務化されます。

規制は強化されています。

世界的に進んでいる「民泊(AirBnB)」なども同様です。
これだけを例に取っても世界から見てもデジタル化が進まない理由が分かると思います。

デジタル化よりも「安全、安心」が最優先される訳ですから。

もう一つが「平等」と言う「不平等」な仕組みです。

一部のアナログ派のお陰でマジョリティのデジタル派がマイノリティ側に合わせなくてならないのも一因です。
「平等」と言う観点を「差別」では無く「区別」して柔軟な対応が望まれます。

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