経営者が「我が社もDXだ」などと大上段に構えると
大袈裟になり方向性を見失うケースがありますが
身近なDX事案についてです。
お仕事連絡に「チャットは失礼にあたる」と言う思い込み
これって結構な頻度で目にする内容です。
特に中堅所のお堅い会社などで良く伺う内容で、貴方の会社でも思い当たる節は無いですか?
例えば社内やお客様との連絡に「Line、メッセンジャー」などを使っていますか?
小さな個人事業者やベンチャー企業などでは当然のように使用していますが
「昭和感覚」の色濃い企業ではまだまだメールか電話
「Line、メッセンジャー」はプライベートのもので
お仕事の連絡に「チャットツールは失礼にあたる」と言う感覚です。
これは双方合意が必要なので、企業規模や調整範囲によっては非常に難しい課題です。
これがまさに「DXを阻む常識、非常識」になります。
これって少し時代をさかのぼれば、メールも同じ時代を経ています。
もっと言うと電話自体も同じ時代を経ているかもです。
根っこはこれと同じです。
時代は変わっても、人が変わっても常識を変えられない一部の方が足を引っ張ります。
「DXは何をするかよりも誰を変えさせるか」
パワーバランスを最重要視するお堅い企業では時間がかかるのは理解出来ます。
まだまだ仕事中にスマホを見てようものなら「仕事中に遊んでいる」と
思われる感覚と一緒です。たまにはゲームしている人もいますがww
複数社にグループウエアの導入サポートをする中で
「プロジェクト進捗管理」をチャットを使用して共有しましょう。
と提案した際に「難色を示した」担当者が
今では「この便利さ(手軽さ)」に気付かれて、私よりも使いこなし
細かな質問まで増えて…結果良かったのか?悪かったのかww
- Lineはプライベートなら良いがお仕事ではセキュリティ的に心配
- メールで有れば関係者にCC:(カーボンコピー)で遅れるから便利
- 相手が使っていないからメールしか方法が無い
と、使わない理由をあげるのは簡単ですが、逆にこの辺のツールを気軽に使い
サクッと情報共有出来ない方々に「DX」と声高に叫んだ所で響きません。
「使わない理屈をこねるよりも使って(試して)みて後戻り」
この位な柔軟性を持ってお仕事も進めたいですね。
追記:「Lineはプライベートなら良いがお仕事ではセキュリティ的に心配」
正確なエビデンスは無いですが、お仕事連絡(メール)の8割方はさほど
重要な内容では無く単なる通知や雑談程度なのでは?
こんな目線で見て、使い分ける柔軟性も持ち合わせてツールを使いこなしたいですね。
ーPRー