特にコロナ禍において、対面式の企業研修などが抑止されている。
これはコロナ影響も強いでしょうが、問題はそこなのか
本質的に変革の時が来ていて、たまたまコロナ禍で加速しただけなのか?

先ずはオンライン教育を語る前に
先日行われました、セミナーの内容から紐解き解説してみます。

企業研修の欧米と日本のスタート位置の違い

日本は昭和の時代から
社員教育の基本姿勢は「改善」や「基礎知識」がベースです。
社員のやる気や成長をベースに制度設計をしております。

一方、欧米型は特に諸外国は訴訟社会であったり、医療費が高額であるため
教育のベースは、クレームを起こさない事、ケガをしない安全対策
この辺になります。
教育は高額出費を抑制するために必須な投資になります。

経営者の教育に対するスタート位置(モチベーション)が違います。

この事からも、景気やコロナ影響で左右されないのが欧米型で
顕著に左右されるのが日本式の教育投資になります。
必然なのか、有れば良いかの違いです。

ここを整理してから考えないと、オンライン教育自体のベースが違ってきます。

・従来の対面式教育の焼直しが日本型イーラーニング
・学ばせる仕組みがベースの欧米型イーラーニングになります。

次回はこの辺を深堀して考察します。