仕事柄、アジアに強い商社の方とお話する機会があり、国民性の興味あるお話を伺ったので参考までに。

この商社の方は、韓国や台湾系に精通する方で、日本だけでなく各国のベンチャー企業の方とビジネスをする機会が多いそうです。

アジア、特に韓国、台湾の企業の方はベンチャー精神が旺盛で、新たなチャレンジに前向きだそうです。

全てでは無いでしょうが、個人から数人のベンチャー企業が、様々な技術を持ち寄り「水平分業型」のビジネススタイルで、新たなテクノロジーや製品開発を進めるそうです。

日本の企業はどちらかと言うと「垂直統合型」のビジネススタイルで 自社で一手に引き受ける・・・
傾向が強いそうです。(あくまでも私見だそうですが)

このスタートの違いで、新しい事へのアンテナ感度と柔軟性は日本より他の国の方が秀出て居て
この辺は日本は後塵を拝するみたいです。

しかし、憂う事は有りません、ここからが日本の強みです。

新たな技術や製品を開発しても、韓国、台湾系は個が強すぎるために
この技術の応用力が 比較的弱いとの分析だそうです。

日本はこの技術や製品を応用する事に掛けては「ピカ1」との事。

新しい事には二の足を踏む国民性ですが、納得したり、受け入れた瞬間に最大の威力を発します。

ビジネススタイルの違いで国民性が出る面白い事例です。

逆に言うと、日本はこの部分(チャレンジ精神)がニッチ分野と言う事も言えます。