普段は引きこもりですが、たまにはお外の空気と出逢いを求めて
久々に幕張で開催中の「農業EXPO2019in幕張メッセ」に参戦してきました。

数年前までは毎年訪れていましたが、ここ数年はご無沙汰でした。
景色や展示物も進んでいるかな?と思いながらも

大きくは変わっていない状況でした。
植物工場、ドローン、IoT系を中心に賑わってはいましたが
地域の現場の人の意見を聞く所
まだまだ現場との乖離は埋まっていなそうな感じがしました。

植物工場:技術的には進んでいる様です、葉物野菜だけでなく薬草やお花も
可能性は広がります、これからの気象変動も脅威です
しかし、安定した優良顧客との契約が必須になります
多少のコストとリスクを込みで契約してくれる企業様と繋がるのがカギになりそうです。

ドローンも農業で使うとなると、ある程度の大型機が必要で
やはりコストパフォーマンス勝負になります
購入モデルより請負作業込みのモデルか共同購入(又はレンタル)モデルになるのでしょうね。
そうなるとパイロットの育成が儲かりそう…

IoTは少し落ち着いては来ている様ですが
メーカー側はまだまだ掘り起こししていますね。
この分野はここのBlogでも再三報告していますが
資本主義経済で資本投入してビッグデータを取りに行く所が生き残る気がします。

海外勢のブースも多数出展していますが
心なしが韓国系に元気が無い気がします…政治がらみで無ければ良いですが

気になった商品としてはパルプ原料の梱包材と段ボールを組み合わせた
パレットコンテナです。
理論上は4トンまでだそうで、通常使いで1トン位で運用しているとの事
紙由来で値段も2000円弱、廃棄も可能なので
長距離トラックのワンウェイにもニーズはありそう
もっと言うと、この技術を段ボール屋さんに売り込めば
流通とマーケットを持っているので乗りそうな予感です。
海外輸送にも応用出来そうなので何か大きく化ける気がします

全体を通して
何か上から目線で恐縮ですが、細かな問題解決のブース(会社)は多く
それぞれ特徴があり非常に面白いですが
仕方ない事ではありますが、部分最適なので限定的な感じです。
ユーザー目線からは「面倒だからトータルで頼むよ」
的な横串をさせる所が出てくると強い感じがします。
その中から必要なモノを必要な時に課金して使用する感じ

代理店とか商社と言うと身も蓋もないですが
やはりどこの業界もプラットフォームを必要としているようです。