時を経てSNSツールも手を変え品を変え、時代を変えて出現しています。
最近ではスレッド(thread)なるものも出て来ましたがもう少し使い倒して評価してみます。
今回は今更ですが「Instagram(インスタグラム)」です。
Instagramは画像や動画などのメディアコンテンツを主として投稿するSNSなので
FacebookやTwitterなどのように文章を考えなくても、メディアだけで気軽にアップロードできます。
ポイントは「FacebookやTwitterなどのように文章を考えなくてもよい」ここにあります。
ブログもそうですが、SNS登場当初は文書ありきの画像や動画でしたが
Instagramの差別化要素として「メディアコンテンツ」をメインに文書、ハッシュタグを
投稿出来ると言う大きな違いによるものです。
この「文書を考え無くても」の功績は大きく、その辺の敷居を低くして画像メインに
した所が大きく躍進したInstagramの戦略となり、若者を中心に大きく繁栄した要因です。
「映える」と言う言葉も生み出したほど、文書で差別化では無く
写真の華やかさ、どれだけ美味しそうに撮影するか?どれだけ「映える」かの
言わば写真撮影(加工技術)の見本市のサイトになっているのがInstagramです。
これはスマホのカメラ技術向上とも関係していますよね。
いかに「映える」写真を投稿するか?いかに「映える」場所を見つけ出すか
「映える」カフェやランチ飲食店を見つけ出すか?投稿者のセンスの見せどころです。
「映え写真」を撮ることが今や週末や余暇の過ごし方になっているようであります。
誰よりも「おしゃれに、センスよく、華やかに」盛り盛りの写真を投稿出来るか?が
Instagramを利用した投稿者の承認欲求の疑似体験ツールとしては最強になります。
ビジネス側ではどの様に活用して行くか?
本題はここからです。
ではビジネス側の店舗(飲食店や事業者)はどの様に活用して行くか?
これは今までの単なる広報とは少し作成(戦略)を見直さなくていけません。
単に「Instagramが流行っているから弊社も投稿しよう」…
もちろん動機としては正しいです、しかし折角ならもう一歩Instagramの特性を活かし
踏み込んで行きましょう。
店舗とお客様の良い関係作りが先
マスコミを賑わす様な人気店ならいざ知らず、地域の店舗の場合は少し進め方が変わります。
お店があまりにも「我が我が」的に宣伝広報を行うと言うよりも
適度な宣伝広報を行いながら、顧客との関係性(リアル)を最重要視して行きましょう。
お客様の広報にあやかる広報戦略
先ずは前提としてInstagramをやっているお客様は基本Instagramからも情報収集していますが
お客様自身でもInstagram投稿ネタを探しております。本人は顔出しは苦手でも映え情報にあやかり
自身のセンスやおしゃれ度の承認欲求は持っております。
その顧客の声にお店がいかに応えられるか?
ここに知恵を絞ります。
店舗としてはお客様が広報部員として広めていただく導線を設計
お客様は映えたネタを集めて投稿する事で自己肯定感が爆上がりです。
このあやかり商法がInstagramビジネス活用の真骨頂になります。
- お店を訪れた最初の顧客が店舗の食事やサービスに満足、その情報をInstagramにアップ
- その情報を見た他の情報収集しているインスタグラマーの目に留まる
- 週末の訪問キッカケになり訪れて、Instagramにアップ
- 店舗側はエゴサーチして、アップされた情報に「いいね」
この繰り返しモードに入ると、無限大の無料宣伝が可能になります。
この辺がまさにInstagramの広報戦略になります。
Instagram広報戦略を整理します
- 先ずは呼水となる店舗側の発信を行う
- リアル顧客との関係性を重要視して情報アップがはじまる。
- 情報収集している方の目に留まり、訪問キッカケを得る
- 顧客が顧客へ拡散する環境ができれば成功
- 店舗はエゴサーチにて顧客の承認欲求に「いいね」で応呼する。
それぞれのSNSの特性を理解しながらビジネス活用して行きましょう。
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