ビジネスの基本は需要と供給のバランスが重要で
需要が増えれば売上が上がるし
供給が伸びれば販売が伸びます
両輪のバランスが重要で、並行して伸びて行くのが理想です。
至極当然の事を言っておりますが
スタートアップ時(起業数年)は中々このバランスが保てません。
ここからは一般論と最近特に感じた内容から考察します。
起業する方の多くが、手に職が有ったり技術があって起業する事が多いです。
なので起業前の経験やその後の努力を惜しみません。
いわゆる技術思考の職人肌の方が一歩前に進む感じです。
当然と言えば当然ですが、技術に自信があるから一歩踏み出す
しかし一歩踏み出すと、同業種ライバルや先行者もいるものです。
どこで差別化するか?
どこで認知してもらうか?
どうやって売り込むか?
技術思考の方が次の壁にぶつかるのはこの辺です。
技術は自信があるが売るのが下手と言う感じですね。
ここが冒頭の表題になります。
事業が軌道に乗った段階はバランスが重要ですが
軌道に乗るまでは、どんなに技術で頑張っても売りが立たなければ身も蓋もないです。
そうなると「需要と供給バランス」のどちらが重要か?になります。
結論からお話します。
圧倒的に「需要側」になります、言い換えると「営業」です。
今の世の中、モノで溢れています格安で高品質、高性能のものも多いです。
少し極論でお話しますと
供給側の技術やものづくりは後天的な努力や知識でどうにかなりますが
需要側に売る技術は当然努力もありますが比較的先天的な部分もありそうです。
これはたまたま、私の見える範囲のお話なので恐縮ですが
ビジネスで成功している方(チーム)は営業が強いです。
全員では無いにしても1人か数人の「ブルトーザー」並の
スーパー営業マンがおります。
当然、失敗もいっぱい経験して努力して今があるとは思いますが。
これは一朝一夕でマネはできません。
今や技術は買って来る(よそからの調達)も可能です。
しかし、売ってくれる営業は引くて数多かと思います。
卵が先か鶏が先かの議論の軍配は「需要を捕まえるスーパー営業マン」
が先で、並行して技術を研鑽して行くとなりました。
マーケットを抑えた人が勝者になるわけですね。
まあ、こんなに簡単なお話では無いのは重々承知ですが
ここは避けて通れないですね。
次回はもう一歩踏み込んで
「優秀な広報マンはスーパー営業マンになれるのか」この辺を考えてみます。
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