システム開発を生業とする中
製造業をメインに進めてきたことも有り、違う業種や業態はあまり経験が有りませんでしたが。
異業種の経験をさせて頂く機会を頂くようになり
改めて他業界の勉強をさせて頂いております。
そんな中、進めていますのが「運送業界」です。
今最も勢いが有り、需要と供給バランス(ドライバー不足)が崩れながらもどんどん伸びている業界です。
一説では人(ドライバー)が確保さえ出来れば仕事が切れない業界の様です。
そうですよね、確かにメインの道路や高速でも大型トラックの台数が増えた気がしませんか?
そんな我々の生活を陰で支えている物流業界・・
ここにもシステム化による効率化の流れが来ています(多分…
私自身の勝手な分析ですが
どちらかと言うと、システム化が遅れている運送業界です。
業界の規模が二極化しているのも一因かと思います(大手と小規模)
大手(猫さんや飛脚さんなどなど)はもちろん、大量の車両や人員を抱え
社内でシステム化する力も有るので独自のシステムを運用しています。
それらはライバル社には情報は流れません。
残るは20台~30台位の小規模運送会社が多く、こちらは人海戦術でシステム化までの投資は少ないのが現状です。
この辺が、「運送業のシステム」エース(デファクトスタンダード)が不在の状況のようで。
しかし、近年この勢力図も変化して来て。
小規模からの拡大で中規模事業者(100台~数百台規模)も増えて来ているようです。
この規模になると、人海戦術と言う訳には行かなくなり
入力やデータ加工にミスや確認業務も増えて来て、システム化による効率化を求めて来ます。
この辺のニーズが高まって来ているようです。
*現にHP検索でも「運送業 システム」等の検索流入が増えて来ています。
さて、本題に入ります。
運送業は特に「安全」と言うキーワードに行政主導で様々なチェック機能や書類作成が義務付けられています。
・車両管理に関する物
・車両の運行状況(デジタコ)
・車両点検状況
・ドライバーの勤務チェック
・ドライバーの状態チェック(疲労や飲酒)
・その他諸々
特に、人と車両の管理に関しては日報形式で全台数、全ドライバーの管理が義務付けられています。
と言う事は、ほとんどが紙日報への手書き(一部PCでEXCEL入力)が業界の標準のようです。
10人や数十台レベルであればさほど工数も掛からず、人海戦術で可能ですが
数百人から数百台レベルになると、確認作業から台帳入力作業までてんわやんわかと想像できます。
100人ドライバーがいれば、100人*3分/人(工数)=300分(5時間)は毎日向き合っている感じになります。
これだけいるとチェックの人件費(複数人)もさることながらチェックミスや記載モレの可能性も出て来ます。
このチェックミスや記載モレが後々の、巡回チェック診断で指摘を受ける原因にもなります。
経営者も管理者も悩まし課題です。
特に手間工数の掛かる「点呼記録簿」の記載管理です。
http://www.jta.or.jp/rodotaisaku/kanri/hyojyun_chohyo.html
そこでジャジャーン・・
「Web点呼記録簿管理システム」(ドラえもん風に)
Web画面(クラウドサーバ)を通じて、点呼簿のデータ入力から点呼簿フォーマット出力するシステムです。(内容は至ってシンプルです)
事前に車両Noとドライバー名、点呼執行者名、点呼簿フォーマット(EXCEL)を頂ければ準備完了です。
車両から検索して、ドライバーと紐付け必要情報を入力するだけです。
入力のメインは「点呼方法:対面or電話」で後はデフォルト設定で入力をサポートします。
もちろん、指示事項表示や最新の「睡眠不足の状況」も対応済です。
前回乗車後チェックが「電話」の場合次の乗車前チェック時に「対面」の場合はエラー表示等も行うチェック機能付きです。
基本、点呼簿シートのフォーマットは業界標準(行政指導でチェック項目が決まっている)のでシステムの応用、流用は可能になります。
Web仕様(クラウド環境)ですので、全国どこでもネットワーク接続PCやタブレットが有れば直ぐに運用可能です。(プリンターは必須ですが)
1つお断りしますが・・
「e点呼」とか「IT点呼」と呼ばれる、アルコールチェック機構や対面カメラでの遠隔チェック機能との連動は、今回考慮していません。(メーカーが多岐に渡るのため汎用性を失うため)
なので、シンプルに紙の運用をWebPC化して、入力チェックミスや記載ミスを防止する事を目的としたお客様がターゲットになります。
もう一つ、費用対効果的にもドライバーや車両台数が30以上の規模が無いと難しい気もします。それ以上規模の運送会社で実績を積んで(費用回収させて頂き)
その後、小規模事業者さまへ格安でサービス出来ればと考えています。
是非とも気概の有る経営者、管理者のお問合せをお待ちしています。
・・・と最後は宣伝でした。