農業マニュアルの難しさはここでも書きましたが
同じ様な内容の報告書を見つけました。
農林水産食料産業局知的財産課
のレポートです。「ICT農業の現状とこれから (AI農業を中心に) 」
ここでも暗黙知の可視化のについて述べられています。
私が土男Facebookを始めた理由と同じ課題がここに述べられています。
これはどちらが先とか後とか、そんな小さな問題で無く
同じ様な問題意識と市場ニーズがあると言う事実です。
また、私にはその課題に関しての解答が既にあると言う事です。
この事は、私が考える事も「まんざらでも無いな」とちょっと誇らしくです。
GVS(第4回群馬ベンチャーサミット)で農業ITのプレゼンを行ってから幸いな事に多くの反響やアドバイスを頂いており、内容も一人で考えていた時よりもブラッシュアップしています。
では、SNSのタイムラインで集めた日々のビッグデータをどの様にしたら暗黙知としてのノウハウ集に昇華する事が出来るか?の答です。
これは、今後のAI技術が解決してくれます。
Aiとは:人工知能(じんこうちのう、英: artificial intelligence、AI)とは、人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み
人工知能AIと言うとさも小難しい技術が必要の様に聞こえますが
このSNSビッグデータの活用はもう少しシンプルなアルゴリズムで
再活用可能なアーカイブ化は可能と考えています。
簡単な手順とすると
・数年分の作業日誌(タイムライン情報)は全てテキスト(XLM)情報です。
・ここから、単語(キーワード)を抽出します。
・このベースとなるキーワード(検索元)は辞書DBやWikipediaAPI辺りから取れると思います。
・検索された単語(キーワード)をカテゴリーに分けます。
・多分、当初農業で使用する単純なキーワードは500〜1000件も有れば充分かと思います。
・このキーワードを元にテキストデータをアーカイブ化(カテゴリー整理)するだけです。
このカテゴリー化が出来れば、あとは追加のSNS文書は自動的に分類されて再活用出来るデータになる(なるのでは?)と言う算段です。
後はここに、重要となる部分は人の手で補完するとデジ&アナの最強マニュアルが完成
多分、興味が無い方は内容がチンプンカンプンかと思いますが。
ここは自己満の備忘録ページなのでご勘弁下さい。
この様な感じで出来たノウハウ帳から得られる事は(まだ土男ネギ限定なのでご勘弁を)
・消毒のタイミングはつち上げ前後どちらが良いの?
・今年は冷夏の予想、そのための対応策は?
・〇〇菌が発生、対応は?では無く発生させないために行う予防策は?
・圃場見回りの場合の見るポイントは?
・単位面積当たりの収量アップのノウハウは?
また、多くの方の書き込みが可能になり複数人のノウハウが集まる事で
様々な実験データも集まります。
農業は葉物以外は、一年一作です。
なので10年選手の農家さんでも経験は10回でしかありません。
なので、5回試すには5年掛かります。
これを5人で試すと1年でデータが集まります
この辺もこのノウハウ集の重要なポイントです。
一つの歯車が噛み合った段階で、すごい勢いで巨大化すると予想します。
農業界のクックパッドになる日も近いと思います。
生産従事者だけで無く家庭菜園の方も情報は欲しいそうです
その情報を見て農業の魅力を感じる一般の方もいると思います。
飲食店の方も興味があると思います
出来上がった食材のお料理方法(クックパッド)とのリンク協業も可能です。
巨大なサイトになると、農業の資材店や種苗メーカーも黙って無いですよね(笑)
農業と言う将来性や社会的意義で自然派志向の大手企業も黙って無いですよね(笑
多くのオーディエンスと多くのスポンサーは確実に増えると予想します。
多くの出資者や協力して頂けるメンバーを募り大きな大きな大波を作って行ければと思います。