DX課題に向けてのブログやITサポートを行う中
様々な現場ヒアリングや事例、国が求める施策などから
「求める側」「求められる側」のギャップなども含めて
「DX」と言う難解な沸騰ワードを順序立てて解説して見ます。

前回は「何処から手を付けようか?ではDX議論出来ない 」について解説しました
目先で見えている課題の多くはデジタル課題で「DX以前の課題」であることが多いです。

・DXは「まちの総務」的発想がスタート

現状の課題を出し合い何処から手を付けようか?的な発想は
DXでは無く、比較的「デジタル課題」でありデジタル化で解決できる内容がほとんどです。
と前回まとめましたが。では何が?どの様な発想が「DX」課題なのか?
こんな所を考察して見ます。

そもそも論として「DX課題を探し出す」と言う部分には私自身少し違和感があり
各自が課題と思っているけど
・解決の糸口がつかめない
・デジタル課題であるが進め方がわからない
・企業の規模、予算、技術的に進まない

諸々の課題が出たとします。
その結果「デジタル化が進めば解決出来そう」
こんな流れになったと仮定します。

それでも、進まない理由は何なのか?この部分を掘り下げて見ると。
・1人で悩んで進まない
・会社内に諸々の問題もあり進まない
・結果を求めても進める手段がわからない

総じてヒトモノカネ&技術力、経験値などが不足しているケースです。

それらをマルっと解決出来そうな考え方こそが
「まちの総務」のプラットフォームです。

コンセプトは「あなたの困ったは既に解決できる誰かがいます」です。
前回もお話しましたが、デジタル課題の多くが既に他社や大手などでは
解決している内容になります。
既に先人が悩み苦しみ解決の糸口を探って解決の方向に向かっております。

この情報にリーチ出来れば助かりませんか?
1人の悩みなど、広い世界では既に同様の悩みを持った方は沢山います。
狭い世界では「あなたの悩み」ですが他所に目を向けると同胞は「既に解決しています」

これこそが「まちの総務プラットフォーム」が求める共助の世界です。
1人で悩んだ場合に、気軽に相談出来、気軽にアドバイスしていただき
全体最適で良い方向に進めていく世界観
これこそが「まちの総務」が求めるソーシャルネットワークの利活用です。

現状ではまだまだスケールして無く、一方的な情報提供(共有)だけですが
このプラットフォームを起点にフランクに情報交換出来れば何らかの糸口は見つかりませんか?

特に製造業やサービス業などは、作るもの提供するサービスは違えど
企業活動内のインプット/アウトプットは一緒です。
まちの総務的な立場で「バックオフィス業務」と捉えれば業種に関係なく
同様の業務を行なっているはずです。

それをなぜ「個人で悩み苦しむのか?」この解決策が
「まちの総務コミュニティプラットフォーム」の出発点になります。

極論から申しますと
同様のバックオフィス系の業務であれば
⇒同じシステム(仕組み)を使えば良いじゃん
オリジナルで悩まずに同じ結果を求めるなら
⇒同じ悩みを持つ人と繋がり情報を共有すれば良いじゃん
同じ汎用製品を使うことでサポートユーザーも増えるしコスパも良いじゃん

良いじゃん良いじゃんのオンパレードになりましたが
結果「あなたの困ったは既に解決できる誰かがいます」に行き着きます。
そのためにはプラットフォーム応援団が必要になります。

個別メーカーと言うよりも、フラットな立場のメーカーさんの協力が必要になります。
企業内に内在する「困った方」は沢山います
それをまとめる「コミュニティプラットフォーム」の存在は重要です。
この「まちの総務」の困ったも既に解決出来そうな誰かがサポートしてくれる事を願っています。

そもそもDXって何?デジタル化と何が違うの
DX化が叫ばれる背景とは
なぜ今「DX」が叫ばれるの?
DXのキモ「エクスチェンジ」のチェンジ前は何?
「DX」を難解にしてしまう原因は?
では何処から手を付けようか?ではDX議論出来ない
・DXは「まちの総務」的発想がスタート ⇦今ここ
DXの未来に何を見ているのか?