前回は「SDGs的な考え方」と「障がい者雇用」が線で結ばり「まちの総務」の方向性が見えてきたと
お話ししましたが、もう少し深堀してみます。
なぜ「障がい者雇用」と「まちの総務」なのか?
まちの総務の役割の中に総務担当者に有益な情報提供や良い事例などは積極的に展開する
「PR(パブリック・リレーションズ)」も大きな役割と感じております。
そこから考えると、前出の「NPO法人ディーセントワーク・ラボ」 代表理事の中尾文香(ナカオアヤカ)さま曰く
・障がい者雇用の促進(雇用拡大)
・障がい者雇用の実態や活動内容のPR
と言うのがあります。
「まちの総務」的視点から何かお手伝いさせていただけるか考えた場合
単なる私自身はこの両輪を並行するよりも、今ある事実を丁寧に伝える事(内容の棚卸)を行うだけで、自然に雇用の拡大やPRに繋がると信じております。
言い換えますと
逆説的に様々な事実を知らない、知る機会が無い
興味ある方はそもそも自身で調べ、自身で実践している。
興味や知らない人に届けるPRとは何か?
いつもこのことばかりを考えています
その答えは、事実事例を出し続ける・・・これしかないと思っています。
何かできるか?や何を考えている的な啓蒙では中々響かないと感じています。
この辺はICTリテラシー教育やDX化推進に似ています。
圧倒的な事実や事例を見せ続けて
その中で一部の人(経営者)に響いた方だけに伝われば良いと考えます。
全ての方の考え方を変えるような方向はムリゲーと考えており。
「それならば」と言うのが結論ですが。
「まちの総務」の対象顧客は「SDGs的意識の高い方」
(もちろん障がい者雇用、外国人雇用、LGBTも含まれます)
この方々のサポートに徹して情報提供や情報交換を行う。
そうして新たな顧客層としては「SDGs理念に共感」した企業さまに絞って活動をする。
そのような方向性に決めていく事で「理念の一致」や「共感性」が高い方々だけで
「コミュニティー醸成」が出来て、ある意味の理想郷的な場作りが実現しそうな気がしてえおります。
*決して排他的ではありませんが・・・
このコミュニティー運営が出来ていく事で、様々なブランド価値が高まり
「障がい者=個性」もいつしかブランドになり
特別視では無い日本独自のフラットな世界が生まれるのではと考えます。
そのような方向性でかじ取りをして行こうと誓った日でもあります。
「バリアフリー」では無く「フラットな関係」を推進していきます。
気概のある経営者の方と繋がって行きたいです。