先日、コンピュータウイルス用の監視ツールに付きましての記事を書きましたが。

時を同じくして、メール送付型のコンピュータウイルスが身近でも蔓延してきましたので
「注意喚起」の意味で記事にします。

Emotet (エモテット) は、ロシアを拠点とするマルウェア亜種およびサイバー犯罪活動である。2014年に初めて検出され、活発に活動したままであり、2019年で最も流行している脅威の1つとみなされている

Wikipedia

これが今巷を騒がせているロシア発の騒動と関係なければ良いですが。

このコンピュータウイルスの厄介な所は2点ほどあり

一つ目が、PCのウイルス監視ソフトでは検知出来ない事です。
メールで送られて来る内容なので、添付を開くまではウイルスと気付きません。
添付を開いてはじめてマルウェアのマクロが動くようで。
感染後に勝手にメールに侵入して(本人になりすまして)登録のメアドに送りつける厄介なものです。

もう一つ厄介なのが、登録メアドに知り合い名になりすましメールを送りつけて来るので困り物です。
知り合いからのメールかと思い安心(信頼)してしまいます。
そこで何だろうと添付ファイルを開けてしまう訳です。

俗に言う「地雷を踏んだ」と言う事になります、これは送った側の責任を問うのは非常に気の毒です。
そのような信頼の心理をついた悪質なマルウェアウイルスになりますので。

対策方法は難しいです。
怪しい「添付ファイルは開くな」とは言っても
たまに容量の大きなファイルをZip形式で送ったりするケースもありますので。

後はOffice側の機能(Excel、Word)でマクロの自動起動を行わない設定にするだけでも防げます。

【JPCERT/CC】マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起

これらのマルウェアは愉快犯です、非常に厄介ですね。
先ずは危険信号として注意喚起をみんなでシェアして行くのが良いですね。

被害者も加害者として嫌な気分になりますので。
リアルのウイルス(COVIT–19)もコンピュータウイルスも困り物です。

ーPRー