前回は「NISA投資戦略 若手世代vs高齢世代では進め方が違います」について解説しました。
今回は最終章として少しお恥ずかしいですが、現在のNISA活用の2024年実績と
2025年のNISA投資戦略について解説します。
NISA活用の2024年実績
私自身は新NISA制度(2024年1月導入)以前の旧NISAの時から投資を行っております。
2021年2月より(旧)積立てNISAにて eMAXIS Slim アメリカ株式会社(S&P500) を
毎月33、333円購入(旧制度の積立て枠 MAX年40万円以内)
その後、新NISA制度にて購入枠拡大に併せてNISAつみたて投資枠 にてS&P500の積立て額を増額
NISA成長投資枠 にて eMAXIS Slim アメリカ株式会社(S&P500)と
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)をそれぞれ購入しています。
2024年11月1日時点での実績です。
資産合計 4,667,445円
投資金額 3,656,655円
評価損益 +1,010,790円
利率 21、66%
約360万円を預けて(ほったらかし投資)をして約100万円がプラスになったイメージです。
これを仮に銀行預金していたらと思うとゾッとします。
しかし投資にもリスクも伴います、この金額も利確確定している訳では無く長期保有を前提に
していますので見守って行きたいと思います。
予備知識「旧NISA vs新NISA」
Point1 非課税投資枠が拡大
旧NISAではつみたてNISAが40万円、一般NISAが120万円だった年間非課税投資枠が
新NISAではつみたて投資枠 120万円、NISA成長投資枠 240万円で合算して年間非課税投資枠が
360万円に大幅拡大しました。
Point2 非課税保有期間が無期限に
旧NISAではつみたてNISAが20年間、一般NISAが5年間だった非課税保有期間が、新NISAでは
無制限になりました。
2025年のNISA投資戦略
「長期目線の老後資金も意識しながら、今使える余剰金としての配当金もバランス良く考える」
この戦略で進もうと思います。結局の所80歳過ぎて資金が有るより元気なうちにも資金を
活用して行くと言う2段構えの投資です。
新NISA制度の年間投資枠が360万円以内の制約もあるので、この非課税投資枠をいかに
計画的に埋めて行くが2025年の投資戦略になります。
NISAではつみたて投資枠 120万円
引き続きeMAXIS Slim アメリカ株式会社(S&P500) を月々積立て購入は進めます。
積立て金も増額して投資枠を使い切る予定で進めます。
NISA成長投資枠 240万円
成長投資枠としての一括投資に関しては、配当金(年4回)の期待出来る「高配当SCHD」と言われる
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)を購入して行く予定です。
「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」(通称:「高配当SCHD」)は、10年以上連続で
配当金を出している財務状況が良好な米国企業約100社に投資する投資信託です。
この辺をバランス良くポートフォリオを組んで進めて行く計画で進めます。
※まだ日本では解禁になりませんが(海外では既に解禁)、仮想通貨ETFにも興味があり
この辺の日本上陸を期待しております。
仮想通貨ETFとは、複数の仮想通貨の価格に連動した上場投資信託のことです。
ビットコインETFや株式と同じく、証券取引所でリアルタイムの取引ができます。
一緒に「お金の勉強」をしながら豊かな人生を謳歌しましょう。