最近、フィンテック系にも興味があり色々と調べていますが
日本は比較的「現金安全説」があり
ようやくデジタル決済の浸透はして来ておりますが
まだまだ「現金派」の方が多い印象です。
では世界に目を向けてみると
2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました
出典:経済産業省 キャッシュレス推進室
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220601002/20220601002.html
日本はクレジットカードが多い感じでが
今後はQRコード決済は浸透して行くでしょうね。
海外で急速にキャッシュレス決済が増えている要因として
もちろん便利もあるでしょうが
急進力になっているのが「現金不安」が多いそうです。
また日本人の多くは「銀行口座」と言う信用を持っていますが
世界に目を向けると「銀行口座」を持てない人が多いそうです。
そんな中、表題の「M-PESA」です。
銀行口座も持てない方々にも
キャッシュレスでお金のやり取りを可能にする仕組みです。
M-PESAとは、簡単に言うと携帯電話で送金から出金・支払までなんでもできるモバイルマネーサービスです。
ケニアでは公共料金や教育費などの支払いから、給料の受け取りまで今やM-PESAで賄われています。
ユーザーは正規M-Pesa取次店にアカウントを開いてお金をデポジットとして預け
携帯電話のSMSを利用してメッセージとして送金することができる。
送金を受けた側は、 Safaricom取次店でお金を受け取ることができる。
通常のキャッシュレス決済は信用のために「銀行口座」と紐付けますが
「M-PESA」は銀行口座が不要(銀行口座を持てない方々にも利用可能)にした所が斬新です。
個人認証は「SMS認証」で個人確定を行います。
今や銀行口座を持っていない人はいてもスマホを持っていない人はいないわけです。
現在、多くの外国人が就労目的で日本に来ています。
全員が銀行口座を持っている訳ではありません。
その方々は銀行口座は持っていませんが、スマホは100%持っています。
その様な人には日本の様な銀行口座紐付けのキャッシュレス決済では無く
M-Pesaの様な簡易決済(SMS認証)の仕組みが喜ばれるのでしょうね。
日本よりも世界中に目を向けると
多くのベンチャー企業がフィンテック関連の事業を進めているでしょう。
もう少しアンテナをのばして調査して行こうと思います。
-PR-