自身の中での考え方でモヤモヤしている事を言語化してみます。

世界から遅れを取った日本が目指すべき方向性は?

何か大それたテーマですがww
自身の考え方の方向性としてのテーマ設定になります。

今後の日本はプラットフォームで進むのかコンテンツで進むのか?

このような問いかけです。
先に言いました「世界から遅れを取った日本」と言う表現は非常に抽象的ですが。
デジタルの世界と言う目線で見て下さい。
世界に目を向けると「GAFAM」の台頭、中国で有れば「BATH」
これらは全てプラットフォーム事業で牽引している「テック企業」です。

この分野を見ると日本は完全に後塵を拝しております。
今からこの分野の逆転を目指すのか?

過去の歴史を振り返ると。
日本が世界で勝負していた時代もありました。
その中でも半導体や部品関連の世界展開は目を見張るものがありました。
私自身もバブル期に半導体メーカーに在籍していた時期もあり
「産業の米」と言われた日の丸半導体は世界で勝負していました。
しかしながら前述のプラットフォーム分野では無く
「コンテンツ」(完成品では無く一部品)でのマーケットリーダーでした。
※現在、日本が半導体で世界に負けているのは別の問題ですが。

その様に考えると過去日本が繁栄して来た背景には「完成品」や「プラットフォーム」よりも
「コンテンツ」が強みなのかと感じる次第です。

それで有れば今後も日本は「コンテンツ」で進むべき
アニメやゲームなどは世界でまだまだ勝負は出来ますよね。
と言いたい所ですが。
コンテンツにこだわりすぎる中で負の側面も持っています。
俗に言う「ガラパゴス化」です。

ガラパゴス化(ガラパゴスか)とは、日本のビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で製品やサービスの最適化が著しく進行すると、外部(外国)の製品との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い製品や技術が外部から導入されると、最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である

Wikipedia

ガラケーや半導体などもまさにこの分野に属します。
「プラットフォーム」を取れずに「コンテンツ重視」に偏ると過去と同じ轍を踏まないか?

こんな思いでモヤモヤしている感じです。
今まさにこれと同じような方向に進んでいる気がするのが
「メタバース」「デジタル教育」などです。
世界の大手テック企業が「メタプラットフォーム」を狙っているに対して
国内の盛り上がりは「中身(コンテンツ)」重視の盛り上がりの気がします。

デジタル教育に関しても「デジタル庁」「デジタル田園都市構想」などで盛んに
「デジタル人材育成」を進める中、大差ない内容でコンテンツ勝負をしていて
「プラットフォーム議論」はなされていません。(狭い世界でのシェア争いの消耗戦です)

この中身「コンテンツ」を巡って、国内でしのぎを削っている気がします。
プラットフォームを取りに行くのでは無く、1製品の優位性で小さな争いをしている感じです。

個々のメーカー方針として仕方ないとも思いますが
これを国策「デジタル化構想」と捉えた場合にはどちらが正しいのだろう?
この部分の明確な答えが見出せていないのでモヤモヤです。

僭越ですが「お前の考える内容ではないだろう」内容ですが
この立場を明確にしていないとブログ内容がブレブレになるので。

韓国の様に初めから国内勝負では無く世界戦略的に進むのか?
日本は日本独自の路線で進むのか?

ビジネスのセオリー通りに強みを徹底的に攻めるのか?
苦手な分野に果敢に挑戦していくのか?
「グローバル」でいくのか「ローカル」に徹するのか
こんな事を考えながら世界平和を目指しています。

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