デジタル化人材の育成にお国としても大きな舵取りを行い
小学校でのプログラミング教育の必修化として2020年から始まっている様です。
世界最先端IT国家創造宣言として国を上げての方針を打ち出し
その一環として幼児教育の時代からデジタル化人材を育成して行こうと言うのが狙いの様です。
なぜ今?的な部分もありますが、世界に目を向けますと
GAFAM(*)の台頭、イスラエルの電子国家、インドのデジタル人材と
世界中はデジタル化の流れに乗って飛躍しており
その中で日本は少し乗り遅れ感があり、遅ればせながらお国主導で
『世界最先端IT国家創造宣言』を行い、デジタル庁を創設して一丸となりましょう。
GAFAMとは、IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。
こんな感じです。
ものづくりの世界では「Japan as No1」と言われた時もありましたが
そこにあぐらをかいた訳では無いでしょうが
内向き過ぎて外を見過ごしている間に一気に世界が加速してしまった感じです。
そこで遅ればせながら、10年、20年後の未来を信じて託すために
これからの子ども達に活躍してもらいましょう。
正しい選択かと思います。
そこでシステム経験を少しかじった担当者として
幼児教育においての教材について考えてみます。
「小学校でのプログラミング教育の必修化」の意義や目的について
プログラミング教育と括ると多くの方は「将来はプログラマーになるの」
その予備軍としてにプログラミング教育?理工系を目指すの?と言う誤解も生じます。
プログラム言語やプログラミングがひとり歩きしていますが
決してプログラマーを育成する訳では無いのです。
抽象的ではありますが「デジタル人材」を育成するのが本丸です。
デジタル人材と言う正式な定義がある訳では無いですが
一般論としてデジタル人材とは、AI・IoT・ロボットなど最先端のテクノロジーを活用し、組織成長へ導く人材を指します。
平たい言葉に直しますと、今の時代のアナログ人材と比較しましょう。
多くのおじさん達はアナログなお仕事をして来て、昨今のデジタル化で
デジタルに使われている側にいます。
対比してデジタル人材とは、デジタル技術を創出する側
活用はするが使われる訳では無く、そこから新たなモノやビジネスを創出して行く人材
デジタル価値を高めて行く人材を育てましょうと言う壮大な漠然とした方針です。
これらの解釈で誤解を与えてしまい、冒頭の「プログラマー育成?」につながります。
プログラミングやプログラマーはあくまでも手段ですので、そこに至る知識をしっかり付けましょうです。
これらを踏まえた場合、プログラミング教育用の教材選びが重要になって来ます。
そこでいくつかのメジャー教材とおすすめ教材について解説します。
プログラマー思考の教育教材
スクラッチと言うプログラミング教材は、マサチューセッツ工科大学が開発し
150以上の国と地域で使われていて、日本でもキッズプログラミング教材として有名です。
子どもから大人までハマっているものの中で、ダントツ1位なのがこのマインクラフト(マイクラ)です。
マインクラフトは、ブロックを配置して建築をしたり、冒険をしたりすることができます。
おもちゃ感覚でロボットを組み立てる
ニンテンドーラボは、自分でコントローラーをつくるというユニークな教材です。
同社のゲーム機「Nintendo Switch」と合体させて使います。
素材は主としてダンボール。
レゴブロックを活用してロボットを組み立ててモーターやセンサーと連動したブロックを組み立てるレゴらしい商材です。
もちろん外部からのコントロールも可能にしているのでモノづくりマインドの人にはしびれる商材ですね。
色々と各社魅力的な商品や商材を提供しております。
良い時代になりました。
しかし、これらをデジタル人材に置き換えて見ると少し違和感が無いですか?
プログラミング思考の人材育成ではありますが、理工系人材を作る訳では無く
デジタル思考の考え方が出来る人材を育成するのが目的です。
そんな時に注目したのが以下の教材になります。
「コードアベンジャーズ(codeavengers)」と言うオンライン教育用教材です。
このツールは世界11カ国 のべ200万人が学ぶニュージーランド教育省監修のプログラミング教材で、2021年夏に日本語版の提供が開始になった出来立てホヤホヤの商材です。
なぜ、この商材に入れ込んでいるかと言いますと。
デジタル人材における基礎から本格的なプログラミングまで幅広く網羅されており
5歳児からの幼児期には、アニメや身近な出来事をストーリー形式のゲーム感覚
(ゲーミフィケーション)を取り入れて、デジタル化の仕組み自体を学ぶ内容になっています。
主にコンピュータ思考(考え方の基礎)を学習する教材です。
コンピュータ思考とはアルゴリズム思考といわれることが多いですが、実際にはより包括的な用語です。コンピュータ思考を簡単に定義すると、コンピュータ(または人間)が効果的に実行できる方法で問題とその解決策を表現する。一連の問題解決方法のことを言います。
内容的には教材として包括的なジュニアコースから本格的なプログラミング言語習得までのプロコースと幅広く。
段階によって必要な要素を自然に学んで行くカリキュラム商材です。
日本独自の視点では無く、これからの世界視点としてのグローバル教材として
特におすすめしたい商品です。
スポーツで言う所の基礎トレーニング「足腰の鍛錬」部分になります。
そこからどの様なスポーツ(職業選択)になるかは本人の興味次第です。
そんなツールが「コードアベンジャーズ」になると思います。
私の目利きが正しければ…間違いなく幼児基礎教育のスタンダードになる
製品と言っても過言で無いと思います。
ラグビー好きなのでNZに少し肩入れしていますがww
ニュージーランドの教育方針「テファリキ」(日本で言う道徳)と言うのがあるそうです。
テファリキとは、1996年にニュージーランドで導入された幼児教育のカリキュラムです。読み書きや運動、「○才までに○○ができるように」といった日本でよくある幼児教育とは違い、子どもの社会的・文化的な学びや、さまざまな人々との関わりを重視しています。
また、集団活動を強制せず、一人ひとりの子どもの意思を尊重するのも特徴。テファリキでは自由遊びがメインです。おままごとができるスペース、動物の飼育ができるスペース、釘や金づちを使って大工さん遊びができるスペースなど、さまざまな遊びの空間があり、子どもたちはそれぞれ好きな場所で好きなように、思いっきり遊びながら「自分で考えていくプロセス」を習得していきます。
この様な文化を大切にしながら、この考え方に沿って学習して行くことが
世界中から認められて来ています。
その流れを汲んだのが「コードアベンジャーズ」になると思います。
日本で「コードアベンジャーズ」は浸透するか?
これは分かりません、国内外問わずプログラミング教材は玉石混交です。
今後も増えて来るでしょう、国も地域行政、教育委員会も判断は難しいと思います。
先ずは使って頂き、良さを知って頂かねばなりません。
その前に名前を知っていただく必要があります。
キャムズの溝を越えるためのインフルエンサーも必要です。
この辺はラグビー選手のお子さんに使ってもらうのも良いかと思います。
NZのオールブラックス由来で、国内のラガーマンの子ども達に知っていただき
NZ(南半球)との連携を強化して行くww
そんな流れが来る様に「まちの総務」も全力で応援していきます。
ニュージーランドのプログラミング教育 太田市の保育園が活用(朝日新聞デジタル記事より)
ーPRー