今の時代、あまり「未来予想」などと言うモノに価値を見出し難くなっています。
数年先でも飛躍的に変わる時代、10年、20年先などは何の意味も持ちません。
ただし、普遍的な変化があるのも事実です。
それは世代交代と言う見方からの未来予想です。
そんな中、Z世代とお話をする中
「20年後の地方はどうなっているのかな?」を語りました。
Z世代(ゼットせだい)とは、アメリカ合衆国や英語圏、日本などにおいて概ね1990年代中盤から2000年代終盤までに生まれた世代
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行きついた所は
「地方はコンパクトシティ化して田舎都市部に集中してくる」
こんな結論でした。
内容としては、今の高齢者の方々は比較的、持ち家や自身の土地と言う概念は強く不便でも田舎に住み、新たな人間関係者は好まず長年馴染んだ狭いコミュティーの中で生活をしています。
コンパクトシティとは、都市的土地利用の郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化が図られた、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市、もしくはそれを目指した都市政策のことである。
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この年代を60~70代位と考えると。
現段階でのコンパクトシティ化は時期尚早で「もう少し時間がかかるかな」との見解で。
Z世代の父親世代(40~50代)位は、生活基盤としての自宅や土地も重要ではあるが
あまり固執もしない世代なのではと考えます。(これは個人的見解ですが)
家が有っても土地が有っても核家族化が進み、子世代が田舎を離れていく中
既存の家を維持したり、土地に固執するよりは
街中で便利なコンパクトシティに移り必要限度の大きさの家やマンションに暮らし
買い物や医療施設、行政も生活圏内に集まり
必要な移動は自家用車以外(シャエカーや公共交通機関)を活用。
若者は都内に一極集中やサテライト型リモートワークで自由な選択。
親世代や高齢世代は、地方都市のコンパクトシティで暮らす。
こんな風になると、地方と都会のすみ分けが出来てくる近未来が描けてくるのかなと
イメージとすると、東京でのビル群では無く、駅周辺に商店街が一極集中し、その周りに住宅街や公園、学校が広がり多くの人が集う街。
吉祥寺などがコンパクトシティのモデル都市になりそうな気がします。
高層ビルや都会の模倣を地方に持ってくるより、地方のすみ分けが進むと
居心地の良い生活が出来るのかなと夢を語り明かしました。
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