最近「ノーコード開発」について調べる機会があったので整理してみます。
ノーコード開発(NoCode) は、プログラマーやノンプログラマーが、従来のコンピュータ・プログラミングの代わりに、グラフィカル・ユーザー・インタフェースや設定を通してアプリケーション・ソフトウェアを作成することを可能にする。これらのプラットフォームは、企業において、モバイル化が進行する労働力と、有能なソフトウェア開発者の供給が限られているという2つのトレンドに対処するために、人気が高まっている
Wikipedia
以前、ここでEXCELの自動化開発やグループウエア選定の記事を書きました。
今回はシステム開発言語についての内容です。
ノーコード開発ツールでわかりやすい所で言えば
HP作成のオープンプラットフォーム「Wordpress」などがこれに当たります
元々のプログラム言語と言って思い出すのは
古くはBasic、C言語、COBOL、Fortran(古い人には懐かしいでしょ)
その後、Java、Python、Ruby、php(最近の言語は良くわからないww)
時代やニーズによって様々な言語が乱立して
都度、エンジニアは振り回されて今に至っていると思います。
実は、この言語選択と言うのはシステム開発における肝の部分で
何をやるかよりも何を選ぶか?が非常に重要になりました(その昔は)
汎用的なのか?サンプルや学ための情報は多いか?
将来性はあるか?バージョンアップや時代のニーズにあっているか?
すごく悩んだのを覚えています。
そこで、冒頭のノーコード開発の話題に戻ります。
今流行りのノーコード開発は既存のコード開発を駆逐するのか?
難しい課題ではありますが、
大きな期待を込めて、開発の7割以上は賄えるのではと読んでいます。
しかし課題もあります。
この部分を整理してみます
乱立しているノーコード開発ツール製品の選択肢です。
これはSaaSツールやRPAツールの選択にも同じことが言えます。
何が出来るか?と言うとなんでも出来ると思います。
しかし、ここでの製品選択は後々に影響してくるので重要です。
単発システムのSaaSなどなら
失敗しても他ツールに移行すれば良いだけですが
システムとしてオリジナル部分を作り込んだ場合には注意が必要です。
- 継承できるのか?
- メーカーとして実績、将来性があるか?
- ユーザーが多く、サポートもしっかりしているか?
- 金額は妥当か?
- ネット上に事例や情報がいっぱいあるか?
このように包括的に判断する必要が出てきます。
やはりよく出来ていても、マイナー製品では怖いですよね。
そうなると、マイクロソフトやGoogleなど大手が推奨する仕組みを
無難に選択してしまいますね
今は乱立気味で玉石混交状態ですので、もう少し様子見なのかもと感じます。
乱立は競争を呼び込むので個人的には大歓迎です。
後は少し集約されて来て、3本位の選択肢に絞られて来ると考えられ
本格的な活動(大手がツールとして導入)に入ると予想します。
まとめです
ノーコード開発(ローコード開発含む)は確実に主流にはなるでしょう。
しかし、現段階では先導役となる雄が現れておりません。
数年間(2、3年位?)は様子見でお試し期間なのかもしれません。