企業へのIoT売り言葉「設備のIoTで生産能力・稼働率をモニターしましょう」

これがまさに「見える化」ですよね。
一見理解出来そうなこのワード、しかし
わかったような、
いまいちよくわからないような・・・といったところでしょうか?

製造業の方なら何となく解っているとの思い込みでコンサルは「生産能力・稼働率」を連呼しますが
意外にも現場の経営者や担当は理解していない事も多々あります。

「稼働率を見える化」して何が美味しいの?おなかイッパイになるの?儲かるの?

この言葉の回答には中々言及していません。
その結果=IoT投資の待った。
これがIoTを取り巻く現場の状況です。

そこで「生産能力・稼働率」を少し掘り下げます。

設備技術はそこには専門の技術書が多数ある位難しい技術です。
掘り下げれば掘り下げるだけ深みにもはまりますが、ここではさわりだけ。私が説明するよりも、解り易い資料が有りましたのでリンクします。

生産能力・稼働率って 何ですか?平成27年9月 経済産業省 経済解析室

では何が美味しいの?何が出来るのか?

【経営者やリーダーの目線から】

先ずは問いかけです?経営者の方は
・自社の各種設備をフル稼働したときの生産能力(生産数)を把握していますか?
・計画(受注)に対しての生産計画をしていますか?
・どんぶり勘定で、受注ピークに併せて設備投資はしていないですよね?

これって意外にあるあるようです。
多くの経営者は借入や設備投資には積極的な方が多いです(あくまでも個人的な感想です)
しかしながら、ピークに併せて設備投資を行うために、受注変動を加味していないケースが多い様です。
一般論としてはピークに併せて60%~80%位での設備投資が良い様です。
その際の受注増ピーク時は残業や人員手当で乗り切り、受注減の時は抑えた投資設備で損金を最小限に・・
この数値を適宜モニターする事で、適正投資になり無駄な出費を減らせる・・
と言うストーリーです。

【現場の責任者や設備技術担当者目線から】

問いかけです?現場の責任者の方は
故障の多い設備やメンテ工数の掛かる設備の稼働状況把握していますか?
経験的にはどの設備が古くて(複雑で)トラブルが多いと解っていますが、数値で把握していますか?

これも意外にあるあるです。(TPM活動ってやつですね)
機械物ですから、故障や定期メンテ、保守点検は付き物ですよね。
この停止時間を最小限にして活動し、生産能力を上げる(下げない)活動の指標となる数値です。

その際に、陥りがちなのは全体の設備群の一部設備を取り出して深堀しすぎる事です。
「木を見て森を見ない」と言う事ですね。
先ずは森を見ましょう「全体の見える化」そうする事で問題の多い装置やボトルネックとなる装置が明確になるはずです。
その後明確になった問題の設備のカイゼン活動を深堀すれば良い訳です。
そのためのシンプルに「森を見る=設備群の見える化」が重要な指標になります。

先ずは難しい事はさておき

工場全体を俯瞰するための「IoTにより生産能力・稼働率」と言うのが本質になります。
もっともっと深堀した「設備IoT」はその次になります。
そのためにも、先ずは低コストで大量に把握できる仕組みが出来た来たのが
一番先に言いました。
「設備のIoTで生産能力・稼働率をモニターしましょう」
ここに繋がります。 フー・・疲れた お疲れ様です。

ココからは弊社の宣伝になります。

難しい設備の細かなモニター(PLCから取り込んだ難し技術データ)では無く、
お手軽に安価で、大量に・・しかもワンストップで導入できる仕組みを提案しています。

ご興味を持った方は「こちらの資料」をご覧ください。
「パトライト付き設備IoT提案」

四の五の言わずに進めて見ましょう(笑)
代理店を通じての販売やOEMも承ります。
同業のシステム屋さん、工場に出入りしている電気工事屋さん、設備の代理店さん

IoTは一社が儲かる仕組みでは有りません、多くの仲間が集いながら伸びて行くビジネスです。
皆さんでコラボしながら一緒に進めて行きましょう。

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