
証券口座を作るのが一番のハードル…
「証券口座を作るのが一番のハードル…」と感じる方は少なくありません。
でも実際は、スマホと本人確認書類があれば最短その日に開設できる時代です。
今回は主要ネット証券の特徴と、開設の流れ、手数料比較までまとめます。
主要ネット証券の特徴
以下は人気が高いネット証券3社の概要です(2025年8月時点)。
証券会社 | 特徴 | 取扱商品 | NISA対応 | スマホアプリ |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | 楽天ポイント投資が可能、楽天経済圏に強い | 株・投信・ETF | ○ | 高評価 |
SBI証券 | 取扱商品数が国内最大級、手数料安い | 株・投信・ETF・金など | ○ | 使いやすい |
松井証券 | 老舗の安心感、投信の買付手数料無料 | 株・投信 | ○ | シンプル |
💡 初心者は、ポイント投資の有無やアプリの使いやすさで選ぶのがおすすめ
口座開設に必要な書類
口座開設時に必要なのは、以下のいずれか1~2点(オンラインでアップロード可能)
• マイナンバーカード
• 運転免許証 + マイナンバー通知カード
• 健康保険証 + マイナンバー通知カード
💡 ほとんどの証券会社はスマホで写真を撮って送るだけで完了します。
開設の手順と所要時間
ステップ1:公式サイトから「口座開設」ボタンをクリック
ステップ2:氏名・住所・職業・口座種別などの入力
ステップ3:本人確認書類をスマホで撮影・アップロード
ステップ4:マイナンバー情報を登録
ステップ5:審査 → 承認メール受信 → ログイン情報発行
⏱ 所要時間:入力・送信まで10~15分
📅 審査期間:最短即日〜3営業日程度
選び方のポイント
- NISA口座の売買手数料は基本無料 → 長期投資なら気にしすぎなくてOK
- 通常口座で頻繁に取引する人は手数料の安さが重要
- 投資信託中心の人は「投信の買付手数料無料」の証券会社がおすすめ
今日のまとめ
- ネット証券口座はスマホで10分あれば開設できる
- SBI証券・楽天証券・松井証券は初心者に人気
- 手数料はNISA利用なら無料が基本、通常取引は比較して選ぶ
- アプリの使いやすさやポイント制度も判断基準に
次回(第8回)は、「ポートフォリオの組み方とリスク分散の考え方」です。
株・債券・金のバランスを決めるシンプルなフレームワークを紹介します。