IoT言う言葉が「バズワード」では有ります。
「IoTケーススタディ研究会」を発足させてお客様とのコミュニケーションから得た情報を元に考察してみます。
思考回路が単純なので東で良いと言われれば東へ、西で良いと言われれば西へ
新しい技術が話題になると興味が尽きません。
と言う事で今はLoRaWANに夢中です、久々に鼻息が荒いです。
LPWA規格 LoRaWAN(ローラワン)
何が凄いかと言うと「無線通信が無料で届く範囲が広がり、しかも低消費電力です」
イメージとしては自宅のWifi電波が10km先まで届き、しかも電源不要で電池で数年間持つとの事です。(注意が必要なのは通信容量は少ないので用途は限定されます)
この技術により、多くの方が恩恵を受けるでしょうね。
【公共用途では】
市内に3、4箇所にLoRaゲートウェイ基地局を配置することで、市内全域が無線通信可能範囲になり、その範囲内のIotに繋がったセンサー機器との通信料金が無料になり、しかも電池で動きます。
・水道、ガスメーター確認
・鳥獣対策箱わなの監視
・街灯の故障検知
・地点環境(温湿度)モニター
・GPSモニターで市内交通渋滞監視
・公共バスの走行モニター
・河川流量モニター
・一人暮らしのお年寄り見守り
【民間用途では】
事業者がLoRaゲートウェイを設置して自社使用や通信貸しも想定出来ます。
民間のIoT通信のインフラ会社にもなり得ます。
・プロパンガスの検針モニター
・給湯石油の残量モニター
・ハウス農家の広域モニター
・ドローンの無線区域自動操縦
・介護施設の見守り
単純に思いつくだけでも色々な事が考えられます。
今までのIoT通信技術(SIMやWifi)では使用が限定されている業種や事業者にも大きな革新を広げて行ける技術です。
データ理論上はLoRaゲートウェイで100台位のIoT機器が繋がる様です。
SIM通信を使っているIoT事業者もLoRaWAN置換だけで通信コストが大幅に改善されます。
また、IoTを検討している事業者もIoT機器の数が増えれば増えるほど投資コストが下がる計算です。
単なるIoT技術の享受と言うよりも、IoT技術を使った通信インフラ事業者(投資案件)と
なり得る可能性もあります。
まだまだ実験段階でデータ評価中(何キロ届くか?実際の消費電力は?データ遅延は?セキュリティは)でしょうが、先行の利はあります。
早い段階で技術評価する事で経験値としては2番手には追従出来ません。
是非一緒に評価を行い地域一番を狙って行きましょう。
興味がある方はご連絡下さい。