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2017年スタートしましたね、今年度もよろしくお願い致します。

IoTと言う言葉が「バズワード」では有りますが、実際の動きは微動です。

中小企業の現場でお話を伺う所は「スマート工場やIoT」と言う言葉には魅力は感じるが、実際の自社に置換えると様子見と言うのが実情です。

「IoTケーススタディ研究会」を発足させてお客様とのコミュニケーションから得た情報を元に考察してみます。

中小企業の工場がIoTを導入すべきポイント3つです。

1つ目:製品在庫の把握
2つ目:装置の状態把握
3つ目:社員教育用に活用

1つ目:製品在庫の把握
商品(部品)大小にかかわらず、数値の見える化は必要ですよね。
数値が見えると改善の指標になります、何個の生産で良品/不良品を把握して
不良は次工程に流さない、前工程で改善・・これは自社生産でも外注生産でも一緒です。

2つ目:装置の状態把握
装置は会社の生命線ですよね、稼働率や故障率を把握して部品交換時期を予測。
組替段取りの効率化で作業性をアップ

3つ目:社員教育用に活用
これは、意外かも知れませんが・・・
「IoT」と言う仕組みは色々な物に応用が可能では有りますが、この「色々なモノ」が曲者です。
具体例が乏しくなるので、結局様子見・これが今の混沌として状況です。

これを社員教育(自己啓発)として使用するのです。
現場を知っている社員は何らかの課題や不満、改善案を持っています。
その課題をグループ討議して解決策の一つとしてIoTを活用出来ないか話し合います。
そのかなから良いアイディアをピックアップしてシステム化を検討します。
そうする事で社員のアイディアが形になれば、やる気にもつながり、自己啓発や帰属意識が高まります。

社内で課題&対応案のワークショップをして見ませんか?
良いアイディアには、社長からポケットマネーで商品を出すとやる気も倍増。
システム担当や経営層が出してきたアイディアよりも自由な発想が出て来ます。
是非、ご検討下さい。

なんなら、私の方で前段でセミナー(IoT概念)をお話させて頂き、後半で社員でGr討議して
結果をプレゼンするようなワークショップ的なGr討議は効果が高いと思います。

是非、事例を作りながら工場の改善を進めて見ませんか?

ご相談、お問合せお待ちしています。