世間は景気が悪いお話ばかりが目につく中
弊社のお付き合いさせて頂いております中小企業は比較的活況です。
業種も様々では有りますが

営業が強く新規顧客や新規事業を取り込んでいます。
俗に言う営業力(マーケティング力)のある会社です。

総じて経営者が言う言葉「人が足らなくてお仕事を断っている」
こんな声をお聞きいたします。(少し羨ましい限りですww)

そんな際に先ず考えるのが「派遣社員」による一時的な製造力アップです。
現在は都内だけで無く地方でも慢性的な人(派遣社員)不足もあり
外国人労働者の派遣要請(実習生)も多いです。

しかしこの派遣社員でのバッファ対応も十数年前とは変化しています。
その昔は「新たな働き方」「社員より派遣社員で緊急対応」「派遣切り」
色々と言われて来ましたが

最近の傾向は「売り手市場」です。

派遣社員側も仕事を選び少しでも良い条件の所に集まります。
特に外国人は顕著でSNSでコミュニティネットワークを持っているので
直ぐに良くも悪くも国を越えて情報が共有されます。

「企業が選ぶ時代」から「企業が選ばれる時代」に変化しています。

人材派遣会社の人から聞く事は
人があまっているのでは無く、人材希望がある場合は
今働いている方に「より良い条件を提示して転換して頂く」
こんなやりとりがされている中での人集めに苦慮しているそうで

特に企業が求める
「真面目で勤勉」「リーダーシップが取れる」 「マルチ作業が出来る」
要望に対して
「安く雇用したい」的な発想では
誰も見向いてもくれない状況になって来ています。

今はまさに変革の時が来ていて
当然では有りますが「夢や希望と見合った報酬」を描けない会社は
選んで頂けない状況になっています。

もっと言うと、本来ここが出来ている会社は
人材募集掛けなくても口コミで選ばれています。
いつもいつも人材募集をしている会社はこの逆なのかな…と予測出来ます。

どちらも「人」です、単なるバッファとか歯車と考える会社には
見向きもされずSNS上からも淘汰される可能性があります。

まさに「選んで頂く会社が生き残る道」なのかと